自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題が争点の一つになっている衆院選で 、回働弘成全国から熱視線が注がれるのが和歌山2区だ。世耕氏安時の派閥の裏金問題の責任を取る形で今年3月に引退を決めた二階俊博元幹事長(85)の後継として、倍氏秘書だった三男・伸康氏(46)が出馬。再チ一方、靴で選挙oman vs裏金問題を受けて離党した世耕弘成前参院幹事長(61)は鞍(くら)替えして対抗し 、もうかせてほしいャレンジる保守分裂の激戦区と化した。回働弘成ともに「厳しい選挙」と謙遜するが、世耕氏安時の高い知名度を武器に変えて短期決戦を戦い抜く。倍氏
世耕氏は15日、再チ約200人が集まった海南市の第一声でまず裏金問題について謝罪した。靴で選挙党の後ろ盾をなくして初めて挑む選挙戦。もうかせてほしいャレンジるelche vs barcelona「無所属、回働弘成裸一貫の私には、世耕氏安時の有権者の皆さんが仲間としてついている 。謙虚に声を聞かせていただく選挙です」と頭を下げた。
地元・和歌山にどっしりと腰を据えて戦うのは 、1998年の参院選初当選以来、初めてといっていい。強みは経産相や官房副長官などを務めた国政での「実績」 。マイクを握ると 、安倍晋三元総理を支えた11年間で培った交渉力、政財界や官僚への幅広いネットワークをアピールした。2022年7月に死去した安倍氏の“形見分け”の靴を履き「安倍さんと私は20センチ以上身長の差がありますが、靴のサイズは足の幅、甲の高さまでぴったり」と誇示。「07年に第1次安倍内閣が頓挫し 、その後もう一度総理大臣にチャレンジした時、安倍さんが山口県内を1軒ずつ訪ね歩いた時に履いておられた靴です。昭恵さんにお願いして何足か分けていただきました」と 、安倍氏の“威光”を前面に出す。
近年の国政選挙では自民党の要職として他候補の応援に回ることが多かったが、今回は県内の視察に努めてきた 。YouTubeやインスタグラムなどSNSも駆使し 、県内各所の現状を報告 。さらに朝食の様子などプライベートな一面も披露し、親近感を打ち出す様子も垣間見える。「(裏金問題で)失敗して離党したが、私の26年間の経験値でもう一回 、和歌山県のため 、国のために働かせてほしい」と地元への貢献に力を込めた。
こうした戦略が奏功してか、一部では知名度で圧倒する世耕氏が優勢との情報も流れる。出陣式に集まった60代の女性の声が 、情勢を代弁する。「やっぱり世耕さん。相手の方はお父さんはよく知っているけど 、お顔がよく分からない」(古田 尚)
◆和歌山2区(海南市、橋本市 、田辺市 、白浜町ほか)
楠本 文郎 70共 新
新古 祐子 52立 新
二階 伸康 46自 新
高橋 秀彰 42諸 新
世耕 弘成 61無 新
【注】届け出順 。年齢は投開票日
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